植樹式 大垣城公園

大垣市の名前は古文書には「大柿」と記され、とても柿と縁が深いところです。市内にある大垣城は、日本の歴史を大きく変えた1600年の「関が原の戦い」で西軍の大将・石田三成の本拠地となり、国宝指定となっています。

その戦いから400年目を迎えた2000年、地域活性化事業として「決戦関ヶ原大垣博」が行われた際に、大垣博実行委員の山田信子さんが過去の戦争を振り返るだけでなく未来へと続く平和のためのプロジェクトを提案し、大垣城公園に植樹が実現しました。「被爆柿の木二世」を迎えてオリジナルのミュージカルの中で植樹を行いました。その後有志グループは「O-KAKIプロジェクト」を推進するO-KAKIプロジェクト実行委員会を発足しました。戦いと平和・未来の世界ポスター展、日本国際ポスター美術館におけるFAXあーと「エレキテル絵手紙」展、9月にはO-KAKIフォーラム「21世紀へのメッセージ」、10月には2000名の大垣市民が参加した「平和大合唱」、また大垣城ホール内にO-KAKI TREE広場を設け、柿モニュメントを中心に人形劇や紙芝居などの交流イベントも開催しました。 その後O-KAKIプロジェクトは市内の小中学校へ植樹を推進。毎年、植樹し続け、市内全域に大きな広がりをもった独自の発展をしています。

2009年10月10日に、大垣市における最初の植樹から10年経ち、植樹10周年祭として「o-kaki 大合唱 テーマ “むすび”」を開催し、市内の児童、生徒、市民の方々による3000人の大合唱を開催しました。

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