展覧会 「時の蘇生」柿の木プロジェクト in ハラ・ミュージアム・アーク

会期:2004年11月6日~2005年1月10日

群馬県渋川市のハラ ミュージアム アークから旧来の美術館の枠から一歩踏み出した社会性、普遍性をもつプログラムとして、展覧会と植樹の申し込みがありました。

展覧会に向けて、実行委員のスタッフから様々なワークショッププランが提案されました。11月6日、展覧会初日、地元のこども達に向けて2つのワークショップが開催されました。アーティストの木谷安憲さんによるワークショップ「聞いてみよう、見てみよう─柿の木プロジェクトってなに?」では、「いのち」「平和」「未来」など、「被爆柿の木二世」に込められたさまざまな思いについてのお話を紙芝居で上演しました。アーティストの秋山みささんによるワークショップ「描いてみよう──気持ちを絵に、願いをかたちに」では、こども達が木谷安憲さんの紙芝居を見て感じたことを色や形にして、展示室の壁に描かれた大きな柿の木の上に重ねていきました。ワークショップで制作した巨大な柿の木は展覧会期間中も残されました。 その後も、訪れるこども達の手で「平和」や「いのち」についての願いが描かれた葉っぱがさらに重なり張り付けられていきました。会場内には今までの活動を紹介し、柿の木マップも展示しました。 また、柿の木ポストを設置し、新規植樹希望を募りました。この日ワークショップで制作された大きな柿の木は展覧会終了後も残され、2005年5月14日の植樹式以降もしばらくの間展示されていました。

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これまでの活動