ワークショップ  矢野シンイチ「みんなで魔法の柿の実をつくろう」 in BLD GALLERY

『柿の木の物語』 出版記念展覧会 関連イベント
第2回ワークショップ  「みんなで魔法の柿の実をつくろう」
ゲスト・アーティスト 矢野シンイチ

講師の矢野シンイチさんは一般社団法人 子ども芸術ネットワークの理事をつとめ、多くの幼稚園を舞台にしながら、芸術を通しての教育の研究に携さわっているアーティストである。
ワークショップの開始前に、机の上には、梱包材の白い繭玉のような形のものと、きらきらしたビーズ、マジックなどが用意されていた。
最初、子たちは繭玉形の梱包材にマジックや絵の具で色をつけたり、模様を描いたり、キラキラビーズをボンドでつけていった。いくつかできたところで、矢野シンイチさんが、石膏の粉を取り出して、水でこね、さらに絵の具をまぜて、きれいな色の石膏をつくってみせた。子どもたちは初めて見る石膏に、目を輝かせて、好きな色の石膏をつかい、丸めたり、好きな形をつくっていく。
仕上げとして、紙コップに石膏を流しこみ、土台を作り、少し固まったところで、針金をさし、今までつくった繭玉形の梱包材、石膏でつくったものを刺していく。石膏の固まり具合がよくわからなくて、戸惑う子もいたが、スタッフや少し大きな子たちのアドバイスを受けながら、みんなどうにか土台を作ることができた。最後に一番下に敷くコルクの土台にも、小さな柿の実や、彩どりの飾り付けをし、一人一人個性あふれる素敵な柿の木が完成した。

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