長崎市立西北小学校 植樹式
(日本・長崎県長崎市)

長崎市立西北小学校の5年生は2012年に総合学習で原爆のことを学びました。そこで、「被爆柿の木2世」が国内外にたくさん植樹されていることを知り、「被爆柿の木」の地元である西北小学校にもぜひ植樹をしたいと考えました。5年生は、実行委員会をつくり、校長先生や海老沼先生に相談し、植樹を自主的に計画し、今回の植樹となりました。子どもたちの声によって植樹が実現するのは初めてのケースです。
2月20日の植樹式では、全校児童に「被爆柿の木2世」の愛称を応募して決定した「元気カッキー」の愛称が発表されました。体育館入口付近に植樹された柿の木に、子どもたちは一人一人土をかけていきました。
海老沼先生のあいさつの後、プロジェクトの代表の宮島からのメッセージが紹介され、子どもたちの「平和宣言-西北小の平和のシンボルとして大事に育て後輩に受け継いでいきます」との決意が発表されました。
西北小学校は、現在、海老沼先生の娘さん、仁美さんが先生として着任している学校です。

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