シルヴァーノ・ドルバ幼稚園 植樹式
(イタリア ピエモンテ アレッサンドリア)

植樹の申しこみをしてくれたのはエリカ・セッシさんです。 エリカさんは2010年より、自治体と一緒に町の緑をふやす活動しており、”Natura in Gioco”(自然と遊ぼう)と いうプロジェクトを立ちあげました。このプロジェクトを通して、ファッションブランドのエスプリのマネージャーであり、”II Mondo di Pippi(ピッピの世界)”のクリエーターであるマルゲリータ・ヴィツィオさんと知りあい、二人は協力して柿の木 プロジェクトに参加することを決めてくれました。

”II Mondo di Pippi(ピッピの世界)”は、 子ども 達、ファミリー、学校向に考案されたイベントで、娯楽や遊びを通して、平和の問題についての意識を高めてもらうことを目的としていま す。毎年何千人の子ども達が学校や家族と一緒に参加しています。

20131031日 から113日まで開 催されたマントバのFiera Millenaria di Gonzaga で、”II Mondo di Pippi(ピッピの世界)””Natura in Gioco”(自 然と遊ぼう)は、柿の木プロジェクトのために特別な空間を設けました。3本の「平和の木」を育ててくれる小学校を選ぶために、「平和の木」コンテストが開催 され、エリカ・セッシさんとカルロッタ・カサッチさんによるワークショップの中で、子どもたちは、乾かした柿の葉や簡単な素材を用い て特定のテーマについて自由に表現しました。

選ばれたのはアレッサンドリアのシルヴァーノ・ドルバ幼稚園、エミリア ロマーニャのミランドラ幼稚園とマントバのマニョロ・サンヴィト小学校です。子ども達はパオラ・マンクーソ、サラ・クレモ ンテ、マリーナ・ガルバリーノ先生らの指導の下で一緒に取り組み、彼らの平和の木を「パネロ」と名づけました。

2014319日、シルヴァーノ・ドルバへのパネロの到着を祝うために、盛大なパーティーが催され、シルヴァーナ・マッジョリーノ市長、ドン・サンドロ神父、コンプリヘ ンシブスクール(総合学校)長のフェリーチェ・アルロッタ教授、文化協会「IR Bargiu」 を代表したジョヴァンニ・カルデローネ氏、ならびにシルヴァーノ・ドルバの保育園と小学校の子ども 達と多くの親たちが出席しました。市長、神父、総合学校長、ジョヴァンニ・カルデローネ氏、数名の親たちが順番に平和の木の御伽噺を 読み聞かせたので、皆がこの感動的な物語を学ぶことができました;その後パネロのために子ども達が歌を歌い、ダンスをして、神父も祝 福を与えました。全ての参加者がパネロの植樹を手伝うことが出来ました。お祝いの最後になって、日本の柿の木プロジェクトの事務局か ら送られたプレゼントを子ども達が受け取り、海老沼先生から送られたメッセージを読みました。

blog画像
blog画像
blog画像

これまでの活動