2001年3月10日に植樹をした太平こども広場の柿の木は地元の人に大切に育てられ、大きくたくましく成長していました。
柿の木のそばでプロジェクトの活動を紹介する展示も行いました。展覧会オープン当初は少なかったメッセージカードも会期終了の頃にはとても賑やかになっていました。
ワークショップを前に、地元のこどもたちは被爆柿の木のことを学び、2本の柿の木に名前をつけました。長崎の「長」と太平の「太」を合わせた「長太(ちょうた)」と「ノコル」です。
8月9日に浅野みささんによるワークショップ「イロいろはためく」を開催、地元のこどもたちと一緒に平和への願いを込めた旗を作りました。出来上がった旗は柿の木の周りのフェンスに飾られました。
夕方からは宮島達男によるレクチャーも行われ、たくさんの方にご参加いただきました。
柿の木には緑色の実もいくつかついていました。ずっと見守り続けてくださっている地元の方々、本当にありがとうございます!