植樹式 シントラ現代美術館

シントラ市は長崎県大村市と姉妹都市です。13世紀から王室の避暑地として栄え、現在でも中世の宮殿や教会が数多く残っていることからユネスコの世界遺産に登録されています。

美術館ディレクターのマリア・ノーブル・ブランコさんがベニス・ビエンナーレの展示をみて植樹を申し込みました。シントラ市は文化政策にとても力を入れており、美術館では毎週、小学校と協力してこども達のためのワークショップやガイドツアーを実施していたので、ぜひ柿の木を迎えたいと希望しました。その後、マリーナ・セケイラ・コスタさんが市や学校に働きかけ、2年間かけて植樹プロジェクトを作りあげました。式典では劇や歌など多彩なプログラムが披露されました。中でもA.J.学校のホセ・マニュエル先生と生徒達は半年間練習したというパフォーマンスで柿の木プロジェクトの「蘇生」のテーマを見事に表現しました。「柿の木をテーマとした展覧会」では幼いこども達がお辞儀やキスなど世界のさまざまなコミュニケーションを表現したパフォーマンスでオープニングを飾りました。

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