植樹式 フィンズベリー公園

フィンズベリー公園はロンドンの東北、町を一望できる丘の上にある市民公園です。公園の横には芸術家のスタジオが集合するアパート、パークスタジオがあり、25人ほどのアーティストが制作をしています。
その中のハンス・ディメルさんとビー・ファン・デル・ヘイデさんが1999年にベニスビエンナーレで柿の木プロジェクトの展示を見て植樹に応募しました。地元での植樹実現のため、学校を何十校も電話であたり、5校を訪問。そして、フィンズベリー公園の近くにあるストラウド・グリーン小学校にめぐり合い、1年間待ってようやく植樹が実現しました。この学校は様々な人種のこども達が学ぶ公立学校。柿の木プロジェクトにはピッタリの学校でした。職員も皆理解を示し、植樹前に小学校で行われたワークショップによって、こども達の理解度が深くなっていました。

ワークショップは植樹式に先がけ3月6日と7日の2日間かけて実施しました。ハンス・ディメルさんの妻でアーティストのビィー・バン・デル・ハイドさんが企画しました。学校近くのパークスタジオを拠点とする5~6人のアーティストが中心となり小学校全学年450人を対象とした大規模なワークショップを展開しました。内容は全校生徒にメッセーカードを描いてもらい、それを植樹当日、学校から行進して、柿の木の下に埋めるというものです。

植樹式には小学校の5歳~10歳までの100人くらいの子供とその両親が参加しました。式典は晴天に恵まれ、ハリンゲー地区の市長も出席し、お祝いのスピーチを行ってくれました。

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