ガリレオ・ガリレイ技術養成高等専門学校の生徒5人が1999年のベニスビエンナーレで柿の木プロジェクトの展示を見て、プロジェクト参加の申し込みをしました。最終学年の卒業研究の一環として、プロジェクトに参加。平和、文化、歴史、原爆をテーマにしてCD-ROMも作成を予定しています。
植樹式は、モンテソーリ幼稚園で開催され、当日はあいにくの雨降り、すべての行事が屋内で行われました。ガリレオ・ガリレイ技術養成高等専門学校の生徒が中心となり、モンテソーリ幼稚園の園児や、近隣の小学校、中学校からこども達が招待され、クレマ市長、クレマ文化協会会長、クレマ議会議員も参加してくれました。ワークショップは4人のアニメーターの協力を得て行われました。こども達は絵を描き、紙やポリスチレンで柿の木を作りました。侍の着物を作ったこどももいました。式典は、平和のメッセージを書いたたくさんの風船を空に飛ばす中、順番に柿の木に土をかけていきました。バンドによる音楽演奏ののち、ワークショップで作った木製の柿の木に、すべてのメッセージや絵を吊り下げていき、みんなでひとつのオブジェをつくりあげました。