展覧会 「時の蘇生」柿の木プロジェクトin Kochi

会期:2001年7月20日~9月16日
「時の蘇生」柿の木プロジェクト実行委員会による展示

美術館学芸員の長山美緒さんから植樹の希望と、『「時の蘇生」柿の木プロジェクト in Kochi 』の企画が提案され、植樹に先がけ、高知県立美術館での展覧会が開催されました。展覧会やワークショップを通して、平和や生命について考えるきっかけを作り、美術館を起点に「柿の木」に携わる人々のつながりの輪を広げていきたいという思いの展覧会です、

展覧会は、「柿プロ・ドキュメント」、「コネ・コレ」、「somewhere」の3つの展示で構成されていました。「柿プロ・ドキュメント」では、これまでプロジェクトに参加してくれた国内外の植樹地24か所から植樹に関する資料をパネルにした展示を含むプロジェクトの活動記録を紹介、「コネ・コレ」は美術館の今までのつながりのあるアーティスト約100名の作品展示、「somewhere」は高知在住の写真家、吉岡悟さんによるイメージ・プロジェクトが展示されました。「KAKI TALK」では8月11日に高松市在住、黒石雅子さんの広島での被爆体験、8月25日には宮島達男、小池伸男先生の柿の木プロジェクトの話がありました。また、展覧会期間中の7月26日~29日の4日間はアーティストの西悟さんによるワークショップ「KAKI de ART」が開催されました。西悟さんとこども達はみんなでオリジナルの柿の木を作り、その木に各々大切なものを使って実や葉をつけていきました。また、海や川で拾ってきた石に色を塗ったり、絵を描いたりして石の種を作り、好きな場所に展示しました。

この展覧会終了後、高知市美術館では関連企画「脱藩の道から柿の木まで」が開催、「手作り楽器ワークショップ」、「柿の木音楽隊」など2002年の2月17日の植樹式まで、長期にわたる柿の木プロジェクトが実施されました。

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