植樹式 聖エリザベス・センター

聖エリザベス・センターは100年の歴史を持つてんかん患者のケア施設。てんかんで苦しむこども達の学校も併設されています。この年、聖エリザベス・センターでは100周年を迎えるため、センター、学校、地域住民が一緒になって行うイベントを計画していました。100周年祭のプロジェクトリーダーはアーティストのレイ・ロルフさん。レイさんは2001年のロンドンのフィンズベリー公園の植樹式に参加、運営も手伝っていました。その時“参加者の中に良い意識が生まれてくるのを見た“と聖エリザベス・センターでの植樹を申し込みしてくれました。

植樹式の当日は患者さんたちとその家族が施設内の教会に集まり、それぞれが平和の願いを書いた柿の葉を七色に輝く木につけていきました。式典には患者さんとその家族、地元の高校生、ヘンリー・ムーア財団の館長が参加しました。プロジェクトについての話などを聞いた後、旗と太鼓、マラカスなどでリズムをとり、平和の旗を掲げながら植樹場所まで行進しました。2本の柿の木を植樹すると同時に根本には平和への願いを書いた柿の葉を箱にいれて埋めました。

センターに滞在している多くの患者さんが参加、特に戦争を体験した老年世代の方々にはたくさんの温かい言葉をいただきました。彼らは戦争で友人を亡くし、町を破壊された本人たちで、彼らこそが平和への生き証人。そうした人々が柿の木との出会いを本当に喜んでくれました。また代表であるシスター・アネッテは、次のように語ってくれました。「柿の木を1本で育てるのではなく、そこに様々な木や人との交流をもたらし、必ず「平和の森」に育てます。同じ木だけの林でなく、森にすることですべてをはぐくみ、守る、そんな場所にします」。 この日展示された「平和の柿の木」や「平和のタペストリー」、別個制作中の「柿の木のモザイク」は近年中に増設されるセンターに飾られる予定とのことでした。

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