フランチャコルタ・モンテ・オルファノ平和会議協会が中心になり、ブレーシアの6つの市に植樹が実現しました。そのうちの一カ所が、フランチャコルタ・モンテ・オルファノ平和会議協会の拠点があるカステニャートのアミチス小学校と高齢者向け福祉センターに隣接した公園です。公園の大きな広場には、仮設の舞台が用意され、壁には前日のブレーシアの植樹に使用された大きな旗が掲げられました。
植樹式は、残念ながら小雨まじりのお天気でしたが、アミチス小学校のこども達がきちんと整列して先生に誘導されてぞくぞくと公園にやってきました。こども達は各自、ひもをつけた折鶴を手に持っています。大人たちも大勢集まってきました。Mr.Giuseppe Orizio(カステニャート市長)、カステニャート小学校のエリア・ラベリ校長の挨拶の後、海老沼先生の話がありました。また現地に住む広島の被爆者 田中昭三氏から被爆体験が語られました。こども達の詩の発表の後、ギターの伴奏にあわせ、みんなが歌う中、代表の最年少のこども達が大きな植え鉢に植樹された柿の木に土をかけていきました。最後にこども達から思いがけなく、海老沼先生へハッピーバースデーの歌のプレゼントがありました。柿の木は公園の整備終了後にきちんと地植えされましたが、残念ながら枯れてしまい、2009年3月14日に再び、こども達を招いて、再植樹式を開催しています。今度は整備された公園に直接地植えされたので、元気に育つことを確信しています。