フランチャコルタ・モンテ・オルファノ平和会議協会が中心になり、ブレーシア州の6つの市に植樹が実現しました。その中心であるフランチャコルタ・モンテ・オルファノ平和会議協会が主体となり、ブレーシア州の一連の植樹の総括として実現したのが、アヌンチャータ修道院横の広場の植樹です。植樹式に先駆け、植樹場所のアヌンチャータ修道院の回廊では、「広島の原爆」をテーマにした展示が行われました。
植樹参加者たちは、まずコッカリオ市に集まりました。雨のふる中、白いテントが用意され、そこで代表の市長の挨拶、主催者の挨拶、ギターにあわせての物語が発表されました。3月6日に植樹をしたロヴァート市、コッカリオ市、3月7日に植樹をしたレノ市、レツァート市、3月8日植樹をしたカステニャー市の5名の市長たちも参加してくださり、コッカリオからモンテ・オルファノへ「フランチャコルタ平和の道」の平和行進が始まりました。先頭には、3人の女の子がそれぞれ「PACE」の旗、イタリアの国旗、日本の国旗を掲げ、その後には、苗木を手に持った海老沼先生、通訳の伊藤淳氏、タイコを持った高校生の音楽隊と続き、市長たち、こども達、市民と長い行列で行進しました。とても多人数の行進なので、警官たちが警備にあたってくれていました。途中、人々はリズムにあわせて、歌を歌ったり、「パーチェ!(平和)、パーチェ!(平和)」と掛け声をかけたりしていました。約40分かけてモンテ・オルファノの小高い丘にたつアヌンチャータ修道院に到着。そこで再び、フランチャコルタ・モンテ・オルファノ平和会議協会代表の挨拶、ミラノの在イタリア日本国領事館 東博史領事の挨拶、海老沼先生の話があり、植樹となりました。領事、市長たち、マニセラ氏、代表のこども達によって土がかけられ、植樹式が無事に終わりました。植樹式の後、修道院にて、ミサが行われ、参加者は、元気に育つことを確信しています。