植樹式 ドン・アルジェロ・コロンボ財団(イタリア・ブレーシア)

2010年3月 にイタリアのブレーシア州の8か所の市町村で行われた一連の植樹のうちの一つ。
3月24日午前、トラヴァリアート市にある老人介護施設、ドン・アンジェロ・コロンボ財団からの植樹の申込があり、施設内の庭で植樹式が行われました。植樹式には、近隣の幼稚園、小・中学校から約250人のこども達も参加してくれ、お年寄りとこども達はとても和気あいあいとした雰囲気でした。植樹式では、幼稚園生がバンダナを振っての合唱、中学生がボブ・デイランの詩の朗読とバケツのドラムと木琴による演奏、小学生たちはデイコーダー演奏を行い、その後、老人による戦争体験の話があり、みんな熱心に聞いていました。最後にみんなで柿の木を植樹しました。
特に素晴らしかったのは、施設内に展示してあった広島・長崎の資料と、こども達が事前に勉強して作った絵やポスター、詩などの展示物です。その数と質の高さにはほんとうにびっくりしました。施設内には認知症の老人も多くいましたが、日常生活で普段はあまりいない大勢のこども達にみんなとても嬉しそうだったことも大きく印象に残りました。また老人たちも柿の木に花を捧げるなど、さりげなく参加してくれ、心温まる植樹式となりました。

blog画像
blog画像
blog画像

これまでの活動