10周年祭 外旭川幼稚園(日本・秋田県)

1997年4月22日に外旭川幼稚園の園庭に「被爆柿の木2世」が植樹されました。その時、植樹とともに10年後に開封を約束したタイムカプセルを埋めました。
外旭川幼稚園 植樹式

10年後の2007年7月26日、大きく成長した柿の木の下で、当時の年少(現在中学2年生)、年中(現在中学3年生)、年長(現在高校1年生)のこども達が保育園で再会し、植樹10周年祭を行いました。最初に園庭で、来賓、佐藤栄治園長先生の挨拶に続き、海老沼先生からのメッセージが代読され、10年前の植樹式の際に埋めたタイムカプセルが幼稚園のバスの運転手さんによって掘りおこされました。その後、遊戯室で学年ごとに記念撮影を行い、みんなで紙芝居「柿の木おやこ」を見ました。その後、こども達は各教室に入り、園児用の小さなイスに腰かけ、先生から○○ちゃんと当時のように名前を呼ばれ、少し照れくさそうに、当時の担任の先生からタイムカプセルから出てきた10年前の各自の手形や絵を手渡されました。今の自分の手と10年前の手の大きさを比べたり、10年前のワークショップの映像を見たり、久しぶりに訪れた園内をゆっくり見学し、楽しく懐かしい時間を送りました。10年前の当時をふり返り、柿の木の意味を改めて考える一日となりました。

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