10周年祭 旧柳北小学校 (現在 柳北公園)

1996年3月5日に台東区柳北小学校の校庭に柿の木プロジェクト第1号の「被爆柿の木2世」が3年1組のこども達と共に植樹されました。しかし、2001年3月、残念ながら柳北小学校は廃校となり、当時のPTAの方々のご協力により、隣接する柳北公園に移植されています。
台東区立柳北小学校 植樹式

2006年8月19日に10周年祭”The Harvest of KAKI”が行われました。5メートルぐらいに成長した柿の木の下に当時の3年1組の担任で植樹申込者である畠山優子先生と当時のこども達13名が集まり、海老沼先生、小池先生、PTAの方たち、宮島達男、そして実行委員の横山雅美さんなど、大勢の関係者が再会しました。この10周年祭は、1年前から旧3年1組のこども達、柿の木実行委員で何度か集まり企画したものです。柳北公園のすぐ前にある浅草橋区民館・多目的ホールには、10年前の植樹の時の写真が展示され、海老沼正幸先生の挨拶の後、ジュースで乾杯し、小池伸男先生の柿の木の移植の話、畠山優子先生の10年前の授業エピソードが披露されました。10年前の植樹時に宮島達男によるワークショップが行われています。その時、こども達は柿の木をイメージした大きなドローイングに取り付けられたLEDに各自2個ずつサインをし、ひとつは10年前にタイム調整しています。そして、残りの1個は約束通り、10年後のこの日にタイム調整され、柿の木ドローイングは見事完成しました。その後、暗くなるのを待って、みんなで隣の柳北公園に移動しました。実際の柿の木には、たくさんの赤いL.E.D.が、取り付けられ、点灯するとみんなから歓声がもれました。夏の夜空に赤く点灯した柿の木はとても美しく、みんなで柿の木とこども達の成長を祝い、10周年祭は大成功に終わりました。

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