10周年祭 東北生活文化大学高等学校(日本・宮城県)

2001年2月27日、三島学園女子高等学校に柿の木が植樹されました。
東北生活文化大学高等学校(旧三島学園女子高等学校) 植樹式

この10年間に三島学園女子高等学校は、東北生活文化高等学校と校名が変わり、女子校から男女共学校となり、生徒数もとても増え、大きく変化しています。2010年10月30日は、三島学園の創立110周年のお祝いとともに、植樹10周年祭が行われました。

「時の蘇生」柿の木プロジェクト in SEIBUN – The Harvest of KAKIは、3部構成になっています。第1部は、柿の木広場において、10周年のセレモニーが行われ、生徒会のメンバー、卒業生の代表の方々、10年前に植樹時に生徒だった方も参加してくれました。光井正校長先生、宮島達男の挨拶に続き、10年前の植樹当時の元生徒会長と現在の生徒会長から挨拶がありました。みんなで黙祷の後、柿の木から実の収穫を行い、事前に渋抜きがしてある「被爆柿の木2世」の柿の実を参加者みんなで美味しく食べました。そして10年前に埋めたタイムカプセルを掘り起こしました。ビンの中には当時の生徒たちのメッセージが筒状になって入っていました。最後にみんなで記念撮影をしました。その後、体育館に移動。全校生徒は、柿の木広場でのイベントの間、体育館で柿の木プロジェクトのDVDを見ました。生徒たちはこの10年間のあゆみについて話を聞いており、毎年制作してきた10年巻物も披露されました。第2部では柿の木プロジェクト代表の宮島達男が「柿の木10年のあゆみ」の記念講演を行い、宮島達男の作品や、今まで行ってきたプロジェクト、柿の木プロジェクトのこの10年について、倉本郁哉先生、伊藤すみこ先生、元生徒会長たちをまじえながら、話をしました。最後には The Harvest 合唱団(2、3年保育コース81名)による「HEIWAの鐘」の合唱が披露されました。また第3部は、三島学園創立110周年の記念式典が開催されました。

東北生活文化高等学校は、この10年間、植樹した2月27日を「平和を想う日」として、メッセージ作成、校門近くの柿の木マップ設置、樹木医 小池伸男氏の講演、フリージャーナリスト志葉玲氏の講演、シンガーソングライター 大野靖之氏のコンサートなど、様々な活動を行ってきました。また、今回植樹10周年を記念して、柿の木のクリアファイルや手ぬぐいも制作しています。10年前の同じ日に植樹した虹の丘公民館の柿の木も元気に成長していました。

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これまでの活動