植樹式 バニョーロ・メッラ総合学校(イタリア・ブレーシア)

2011年5月18日の植樹式に先駆けて、当日の朝に大きな旗を持ったこども達による行進が行われました。こども達は行進を始める前にフランチャコルタ・モンテ・オルファノ平和会議協会のフランチェスコさんから柿の木プロジェクトについての話と、海老沼先生のスピーチを聞きました。行進は、大きな芝生の公園からスタートし、公園内の長い道を通り、町をぬけて、学校へ到着しました。この学校の校舎には、入り口に大きな柿の木の絵が展示されており、前日の5月17日に行われたワークショップにおいて、みんなで作った小さな折鶴がかごにたくさん入っていました。そして、全員で、この学校で、昼食をとり、再び、行進は続けられました。ここからは、パトカーに先導され、だんだん町の中心地に近づいていきます。子ども市長と、海老沼先生が大きなPACEと描かれた旗の先頭を歩き、大きな旗のまわりについているこども達、行進の後ろの方のこども達は手に小さなPACEの旗を持っています。そして、30度を越える気温の中、元気いっぱいに植樹地である学校に到着しました。

植樹場所の学校では、バイオリン、クラリネットによる演奏が行われ、市長をはじめ、大勢の人々がこども達の行進の到着を待っており、大歓迎してくれました。代表の挨拶の後、演奏、校長先生の挨拶、君が代演奏、市長挨拶、フランチェスコ氏、海老沼先生の挨拶と続きました。その後、行われたこども達の出し物は、詩の朗読、ダンスと歌、ダンスと続き、日本の詩の朗読の後に、子ども市長のスピーチがありました。こども達の出し物は、みんな一生懸命で、とても素晴らしいものでした。柿の木の植樹では、代表の子ども6名が苗木に土をかけていきました。また、地元のパン祭りの人々も参加しており、彼らの焼いたパンが市長と海老沼先生に贈呈されました。最後にイタリア国家をみんなで歌い、柿の木のまわりで、記念撮影をし、盛大な植樹式は終わりました。植樹式が終わった後も、海老沼先生は柿の木のまわりで、こども達と写真をとったり、たくさんのこども達から握手を求められていました。

blog画像
blog画像
blog画像

これまでの活動