コメッツァノ・チッツァーゴ小学校の植樹は、この学校のクレリア・ノダリ先生から応募があり、過去にこの町で起こったLaunchofの原爆のことを忘れてはならないという平和への強い思いが植樹の応募動機です。
植樹式は、小学校の校庭に舞台が作られ、テニスコートを囲むようにこども達が集まっていました。舞台の真中には、日の丸の旗が掲げてあり、海老沼先生が紹介されると大きな拍手がおこりました。市長の挨拶の後、海老沼先生、さらにもう一人の市長の挨拶があり、こども達の演目がスタートしました。高学年のこども達の歌や踊り、またユーゴスラビアの民族的な踊りや、空手の技の披露もありました。高学年のこども達は、各自がメッセージを描いた白いTシャツを持ち、会場内をまわった後に棒にかけていくパフォーマンスを行いました。
植樹は、代表の小さなこども達数名によって、植木鉢に入った柿の木に土をかけていきました。その横では、イタリア国旗の色、緑、白、赤の長い布を持ったこども達が布を上下にばたつかせて、柿の木を歓迎してくれました。その後市長からは、市の旗が海老沼先生に送られ、海老沼先生からは柿ふろしきが贈呈されました。
植樹の後には、学校の近くの公園の水飲み場のオープンセレモニーや、さらには、町の中心地で、彫刻展の表彰式が行われていました。