長野県須坂市立高甫小学校は2001年3月1日に2本の柿の木を植樹し、2011年に植樹10周年を迎えます。
2011年8月には児童の代表4名が、長崎の原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に参加、長崎市内の小学校との交流を予定しています。それに先がけ、事前学習として、2011年7月8日には、「時の蘇生」柿の木プロジェクトの代表、宮島達男が高甫小学校にて「世界に広がった柿の木プロジェクト」と題する講演を行いました。講演会には、全校児童190名と植樹申込者の荒井清治さんをはじめ、高甫地域づくり推進委員会の方も参加してくださいました。小学校の体育館の入り口には、高甫小学校の柿の花をデザインした校章が飾られていました。
2011年10月31日には海老沼正幸先生を長野にお迎えし、こども達の柿の皮むき体験が予定されています。今年は、堀込明紀校長先生の提案で、すべての児童が収穫から箱詰めまで干し柿づくりのすべての工程を経験することになっています。昨年つくった干し柿もいただきました。実がやわらかく、とても美味しい干し柿でした。2本の柿の木、ナッキー(実生)とタッキー(接木)はともに5メートルを越える大きさに立派に成長しています。