10周年祭 須坂市立高甫小学校

2011年10月31日に、須坂市立高甫小学校で、植樹10周年を記念する「柿の皮むき体験会」「柿の皮むき競技会」が開催されました。このイベントは、高甫地域づくり推進委員の皆さんが、2001年3月1日に植樹した被爆柿の木2世に実がなるようになってから、この数年間毎年、高甫小学校を訪れ、開催してくださっているものです。今年は8月に児童の代表4名が、長崎を訪問しており、また海老沼先生も長崎から参加して下さり、より盛大な「皮むき大会」となりました。
まず初めに、長崎を訪問した月4人の児童から、画像を交えながら被爆柿の親木を見に行ったこと、8月9日の平和式典に参加したこと、長崎市内の小学校と交流してきたことなどの報告がありました。そして、海老沼先生のお話、3年生による平和学習の発表もありました。柿の皮むき大会では、高甫地域づくり推進委員の方が、地域からの柿の実も集めて下さり、被爆柿の木2世の実とあわせ、2000個の柿の実が用意されていました。1年生から6年生の20名が1グループとなり、全部で10グループ。全員が包丁で、1グループ200個をあっという間に柿の皮をむいていきました。皮をむいた柿の実は、干し柿にするために縄につけていきました。そして、続いて行われた皮むき競技会では、各グループから代表2名が参加。競技は体育館の壇上で開催されました。はじめはおとなしく応援していたこども達も、途中から前に押し掛け、必死に応援し、おおいに盛り上がりました。優勝した児童は2m10cmで昨年の記録を更新しました。

高甫地域では、2012年3月に6つの町の6カ所で、新たな被爆柿の木2世の植樹が予定されています。

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